コンプライアンス行動基準

コンプライアンス活動の始まり

ファンケルグループのコンプライアンスの取り組みは、CSR活動の一環から始まりました。
社内横断的にCSR推進委員会を立ち上げ、2005年よりファンケルグループのコンプライアンス体制を確立し、コンプライアンス活動の取り組みを実施していきました。

コンプライアンス行動基準

ファンケルグループの経営理念の考え方に基づき、人権侵害や差別、ハラスメント、贈収賄等不正腐敗行為の禁止を含めた、お客様・お取引先様・会社・社会などの関わりの中で、従業員としてどのように行動すべきかの指針を「コンプライアンス行動基準」として定めています。
「コンプライアンス行動基準」は2006年に策定され、当社代表取締役社長執行役員を委員長とするグループリスク・コンプライアンス委員会への報告と、時代の変化に合わせた基準の見直しを定期的に行い、実効性向上に努めています。なお、「コンプライアンス行動基準」をわかりやすく解説した「私のコンプライアンス行動基準手帳」を社内イントラネットに掲載、各事業所や店舗に配布し、「コンプライアンス行動基準」の周知徹底を図っています。

コンプライアンス行動基準手帳の活用

ファンケルグループの一員として守るべきルールを明らかにし、共通認識を持って行動するために「私のコンプライアンス行動基準手帳」を全従業員に配付しています。7分野・38テーマの考え方や行動をわかりやすく説明しており、新入社員・中途入社者の研修のテキストとしても活用しています。
2019年度は、「私のコンプライアンス行動基準手帳」の改定を行い、SNSとの関係性、災害対策、国際取引、SDGsの内容を新たに追加し、時代にあわせた内容にしました。
2020年度以降は、「コンプライアンス行動基準手帳」に基づく役員・全従業員向けファンケルコンプライアンス検定を実施し、「コンプライアンス行動基準」の周知徹底を図ると同時に、全社におけるコンプライアンス行動基準の遵守状況の確認等を目的として、コンプライアンスに関するアンケートを実施しています。
アンケートで寄せられた相談については、関連部署と連携し、社内教育等を通じた対応に努めています。

私のコンプライアンス行動基準手帳の中身

コンプライアンス違反事案・高リスクな事業プロセスへの対応

人権侵害、差別、ハラスメント、贈収賄、法令違反、社内規程違反、その他全てのコンプライアンス行動基準違反を早期に発見・是正するため、アンケートや調査実施の他、匿名での通報を可能とした、従業員等・お取引先様対象のコンプライアンスヘルプライン、並びにファンケルの企業姿勢・サービス・コンプライアンス等に関する相談窓口であるお客様センターより、通報を受け付けています。これらの手段等を通じて確認されたコンプライアンス行動基準の遵守状況および違反事例は、当社代表取締役社長執行役員を委員長とするグループリスク・コンプライアンス委員会から取締役会に報告されています。
全てのコンプライアンス違反の事案に対しては、十分な調査を行い、原因追及および是正措置を行い、再発防止に努めています。

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