ファンケルグループは、「VISION2030」において、経営戦略として7つのチャレンジテーマを掲げており、その一つであるサステナビリティ戦略の中で、経営基盤のマテリアリティとして「多様な人材とともに未来をつくる」を設定し、「人材育成」「人材活躍」「組織風土の醸成」という『3つの視点』で取り組んでいます。これらの取り組みを通じ従業員エンゲージメントを向上させ、人的生産性を上げることで1人あたり利益を増やし、それを給与に還元することで、さらに従業員エンゲージメントが高まるという好循環を作り出し、企業価値の向上へつなげていきます。
目標と成果指標
マテリアリティ | 目標項目 | 目標年 | 成果指標 | 2023年度実績 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
多 |
1 |
従業員エンゲージメントの向上 役員報酬 |
ストレスチェック結果※ |
直近3年平均 |
12.0点以上 |
12.4点 |
2 |
イノベーションを実現する人材育成と活用 |
①グローバル人材※ |
2026年度 |
① |
① |
|
②デジタル・DX人材※ |
② |
② |
||||
③マーケティング人材※ |
③ |
③ |
||||
3 |
健康経営の実現 |
①健康診断受診率※ |
2030年度 |
①100%を維持 |
①100% |
|
②ストレスチェック結果※ |
②3%以下 |
②6.3% |
||||
4 |
労働安全衛生の確保 |
①労働災害発生率(休業)※ |
2030年度 |
①1%以下 |
①0.87% |
|
②労働災害発生率(死亡)※ |
②0%を維持 |
②0% |
||||
多 |
5 |
ダイバーシティ&インクルージョンの推進 |
①女性管理職比率 |
2030年度 |
①50% |
①48.5% |
②女性の上級職志向率※ |
②70% |
②67.8% |
||||
③女性のいきいき職場総合評価※ |
③12.5点を維持 |
③12.5点 |
||||
④男性育休取得率※ |
④100%を維持 |
④100% |
||||
⑤男性育休取得日数(30日以上)※ |
⑤50% |
⑤9.1% |
||||
⑥障がい者雇用率 |
⑥5% |
⑥4.53% |
- 第4期中期経営計画「再興2026」において新設した目標
- 上記の表はファンケル単体。ストレスチェック結果・女性のいきいき職場総合評価は国内連結。障がい者雇用率はファンケルグループ全体。
役員報酬
成果が役員報酬に連動する目標項目です。
役員報酬についてはこちら
『3つの視点』について
人材戦略の概要図
今後の展望
経営戦略の実行性を高めるために人材戦略との連動をさらに加速すべく、「VISION2030」の実現に必要な人材ポートフォリオを設定し、計画的な人員配置や教育研修を実施していきます。具体的には、当社のビジネスモデルにおいて強みを持つ「デジタル・DX」「マーケティング」に加え、今後の企業成長の鍵となる「グローバル」や「経営」スキルを持つ人材を育成します。