安全衛生推進体制
労働安全衛生法に基づき、ファンケルグループでは、安全衛生体制を整え、各事業所10拠点で毎月安全衛生委員会を実施しています。総括事務局が情報をまとめ、総括安全衛生管理者が結果の報告を、代表取締役社長を含めたファンケル経営戦略会議にて報告しています。
同委員会は、会社と従業員が協力して、安全で快適な働きやすい職場環境をつくり、健康を確保するために、基本事項を定め、安全と健康に関するリスクアセスメントを実施しています。また、あらゆる事業活動において従業員の事故未然防止を目的として職場巡視活動を実施し、万一事故が発生した場合は、調査・フォローを行い、迅速かつ適正に改善しています。
同委員会には産業医、保健師も参加し、職場衛生(インフルエンザなど季節性感染症の情報共有や注意喚起)など様々な外的環境に応じて講話を行い、社内イントラネットにて従業員に向けて周知を図ることで委員会以外の時間にも相談しやすい環境を整えています。
なお、「ファンケルグループ持続可能なお取引先様(サプライヤー様)規範」を通じて、労働環境の整備、健康維持に対する理解と遵守をお取引先様に要請するとともに、労働安全衛生法の遵守を含めた「ファンケルグループ持続可能な調達基本方針」の遵守・適用状況の確認を行うなど、従来の取り組みを一層強化しています。
ファンケルグループにおける安全衛生対策
段差の改善による転倒防止
社内食堂厨房出入口にある段の高低差が、厨房スタッフの足を踏み外すリスクとなっていました。高低差のない階段(2段)に改修したことで安全に出入りできるようになり、厨房スタッフの転倒を防ぐことができています。
空調吹出の局所的気流による健康不調の防止
本社ビルにおいて、空調吹出の局所的気流により特定の座席に冷風が当たり、従業員の健康を害する原因となっていたことから、2方向吹出を4方向吹出に変更しました。
粉砕機新規導入時の騒音・粉塵確認
お客様から回収した化粧品容器の粉砕機を2022年に新規導入しました。粉砕機稼働時に85㏈を超過する騒音が発生したため、粉砕室内に防音パネルを設置し、周辺騒音が80㏈未満に改善したことを確認しています。また、粉塵の発生についても0.15㎎/㎥未満であり問題ないことを確認しています。
厚生労働省STOP!転倒災害プロジェクトの一環として行われている体操
転倒、転落などの災害防止や腰痛対策として、仕事に取り掛かる前に体操を実施しています。体を動かすことでスイッチが入り意識がクリアになることから、災害予防の面からも有効な取り組みとなっています。
ファンケル美健における工場ヒヤリハット活動
ファンケル美健では更なる品質向上、および働きやすく安全な職場を実現するため、異常や事故につながるかもしれないヒヤリ、ハッとしたこと(ヒヤリハット)を日々記録しています。2021年までは工場別に記録書類を保管していましたが、2022年4月よりクラウドサービスを導入し、全工場にてデジタル上で情報共有を行うようになりました。常に最新データがグラフ・表などにより可視化され、全従業員がチェックでき、スピーディな職場改善や事故の未然防止に繋がっています。
危険予知活動の一環として行われている指差呼称
ファンケル美健の工場では、KY(危険予知)活動の一環として、作業者は作業対象や計器などに指差しを行い、その名称と状態を声に出して確認をしています。