何気ない感動をずっと。FANCL

活力ある職場風土の醸成

創業理念『正義感を持って世の中の「不」を解消しよう』と、経営理念『もっと何かできるはず』をもとに定めた経営戦略『VISION2030』を達成するために、人事理念及び人事ビジョンを下記のように定めています。

人事理念
社員が夢をもって、長くいきいきと働ける会社にする。

人事ビジョン
個々人が持つ"力"を最大限に発揮して、モチベーションを高く持って働く。

ファンケルの価値の源泉である『お客様を想う強い気持ち』を大事にしつつ、理念を実行できる組織となるために、人事理念を踏まえ、下記5つの組織風土の醸成に努めています。これにより、自主性・得意分野を持ち、多様な個性・能力が発揮できる活力のある職場の実現を目指しています。

理念の浸透

創業理念『正義感を持って世の中の「不」を解消しよう』、経営理念『もっと何かできるはず』を従業員一人ひとりが正しく理解し、実践するための取組みを行っています。

理念教育

新卒新入社員・中途入社社員を対象に理念研修を実施し、新たに入社した従業員が理念を正しく理解するための研修を行っています。また、全従業員を対象に、部署ごとの理念実践に向けた宣言とその定期的な振り返りのほか、ファンケルヒストリーミュージアムにてファンケルの歴史を体感する機会を設けるなど、継続的に理念が実践できるよう教育を行っています。

池森カレンダーの掲示

創業者 池森賢二の生き方、考え方を従業員が日常の心構えとするために、池森の言葉を31日分の日めくりカレンダーとしてまとめたものです。
各事業所、職場での掲出、イントラネットなどで日々確認できるようにしています。

『企業存続のための読本−池森カレンダーより−』の配布

池森カレンダーの31の言葉が生まれた背景や、その言葉に込められた池森の想いを掲載した社内向けの書籍で、全役員・従業員に配布しています。
言葉ごとにメモ欄があり、自分の想いや気付きを書き留めることができる仕様にしています。

理念実行の促進

理念の実行を促進させるために、キリンビジネスチャレンジへの参加、全社表彰などを実施しています。

キリンビジネスチャレンジ

キリングループの次の成長にむけたイノベーション創出の一環として、新たなビジネスアイデアを自ら具現化する志のある人を支援するプログラム「キリンビジネスチャレンジ」に、毎年従業員が参加しています(2024年度は52件)。合格者には関連組織が伴走し、事業化の実現に取り組むなど、社内の応援風土も高まっています。

全社表彰

企業理念の実行推進及び会社業績に貢献した取り組みについて、年1回(社長賞は年4回)、社内表彰を実施。チャレンジをほめたたえ合う風土を醸成しています。

カスタマー・サービス・ウィークを毎年開催

カスタマー・サービス・ウィーク(以下、CSウイーク)は、コールセンターに従事する人々の労に報いよう、という趣旨で、1992年に米国で制定されました。
ファンケルは、早くからCSウィークを開催し、日常生活では伝えにくい「感謝」が伝えられる場として、2008年より開催しています。その中で、他部門の従業員がオペレーターの電話応対のモニタリングする強化期間を設けました。オペレーターがお客様に寄り添って対応している通話を直接聞いてもらうことで、電話窓口業務の理解促進を図りました。

日頃の感謝としてプレゼント企画を行い、壁に感謝のメッセージを装飾しました。

直営店舗の表彰

全国の直営店舗の中で、優秀な成績を収めた店舗・従業員を表彰する制度があり、従業員のモチベーションアップに貢献しています。

サステナビリティ